シャンボール・ミュジニー・プルミエクリュ・レ・オー・ドワ2017/ロベール・グロフィエ

ブルゴーニュの中でもエレガンスを体現する村、シャンボール・ミュジニー。

その中でも「オー・ドワ」は丘の斜面上部に位置し、繊細でしなやかなワインを生み出す区画として知られています。

名門ロベール・グロフィエの手による2017年は、華やかさと透明感が際立つ仕上がり。

赤い果実の可憐な香りと、滑らかな口当たりが調和し、飲む人をやさしく包み込みます。

若々しい活力を持ちながらも、村名の名声にふさわしい気品を感じさせる一本です。

 

Chambolle Musigny Hauts Doix 2017 / Robert Groffier

Robert Groffier

ドメーヌ・ロベール・グロフィエは、コート・ド・ニュイの中心にあるモレ・サン・ドニ村に本拠を置く名門ドメーヌです。

起源は19世紀にさかのぼり、戦後に3代目ロベール・グロフィエの名が広まったことで高い評価を確立しました。

現在は息子のニコラ・グロフィエが代を引き継ぎ、伝統を守りながらも現代的な感覚を取り入れています。

所有畑はモレ・サン・ドニにはなく、シャンボール・ミュジニーのプルミエ・クリュ「レ・ザムルーズ」や「オー・ドワ」、ボンヌ・マール、クロ・ド・ベーズといった銘醸畑に及びます。

これらの優れた区画から生まれるピノ・ノワールは、華やかなアロマと繊細なテクスチャー、そして透明感のある果実味を特徴とし、シャンボールらしい気品と力強さを兼ね備えています。

醸造は過度な抽出を避け、テロワールの個性を素直に表現するスタイルで知られ、世界中のワインラヴァーから熱い支持を受け続けています。

Chambolle Musigny Hauts Doix

ブルゴーニュ、シャンボール・ミュジニー村にあるプルミエ・クリュ「レ・オー・ドワ(Les Hauts‑Doix)」は、村内でもやや高所に位置する小さな区画で、その名は「高地の泉」を意味し、地下水が湧き出る地形に由来します。

土壌はジュラ紀由来の複雑な石灰質で、ピノ・ノワールに張りある酸と繊細な果実味を与えます

このクリマは、シャンボール・ミュジニーのプルミエ・クリュの中でもその位置が特に注目されており、「レ・シャルム(Les Charmes)」と名高い「レ・ザムルーズ(Les Amoureuses)」の間にあることでも知られています

このロケーションにより、フレッシュながらも、一部スパイシーで濃密なニュアンスを備えたユニークなワインとなる傾向があります

全体として、レ・オー・ドワは華やかさとミネラリティを兼ね備えた、まさにシャンボール・ミュジニーらしい気品を感じさせるプルミエ・クリュです。

Chambolle Musigny Hauts Doix 2017

ロベール・グロフィエが手掛ける「シャンボール・ミュジニー・プルミエ・クリュ・レ・オー・ドワ 2017」は、銘畑「レ・ザムルーズ」に隣接する好立地から生まれる特別なキュヴェです。

標高のある斜面と石灰質の強い土壌に由来する張りのある酸と繊細なミネラル感が、この区画の個性を際立たせています。

2017年はブルゴーニュ全体で恵まれた年とされ、春の霜害を免れたこの畑では健全な果実が十分に熟し、過度なストレスのない収穫となりました。

ブドウは平均樹齢40年を超える古木から収穫され、グロフィエらしく果実の透明感を大切にした醸造によって、ワインは華やかさと構造を兼ね備えています。

プルミエ・クリュの中でも生産量は限られ、知名度の高い畑に比べると目立ちませんが、しなやかで奥行きある仕上がりから、愛好家にとって隠れた名品と評される一本です。

 

味わいとペアリング

グラスに注ぐと、ラズベリーやチェリーなど赤系果実の華やかな香りに、スミレの花、ほのかなスパイスや鉱物的なニュアンスが重なり、シャンボールらしい気品が漂います。

口に含むと果実味はみずみずしく、きめ細かなタンニンと伸びやかな酸が一体となり、余韻にはミネラルの涼やかさが残ります。

2017年らしい親しみやすさもあり、早い段階から楽しめますが、熟成によってさらに奥行きと複雑味が増すポテンシャルも備えています。

ペアリングとしては、鴨のローストや仔羊の香草グリルといった赤身肉はもちろん、鶏肉のきのこソースや鰻の蒲焼きなど、旨味を持つ料理とも好相性です。

特に繊細な果実感と酸は、和食の出汁や醤油ベースの料理とも調和しやすく、幅広い食卓に寄り添います。

華やかさと親しみやすさを併せ持つこのヴィンテージは、日常の一皿を格上げしてくれる存在です。

 

2017ヴィンテージ

2017年はややクラシカルで軽やかな印象を持つ年ですが、前後のヴィンテージと比べると個性が明確に異なります。

2016年は収量が少なく凝縮感が強い年で、より力強い骨格を持ちます。

一方、2018年は暑く豊かな年で、熟した果実味とボリューム感にあふれています。

2017年はその中間に位置し、しなやかで透明感のある果実味とエレガンスを重視したスタイルです。シャンボールらしい繊細さを楽しむなら2017年、力強さを求めるなら2016年や2018年といったように、飲む人の好みに合わせて選ぶのも魅力のひとつです。

 

まとめ

シャンボール・ミュジニーの魅力を映し出す「レ・オー・ドワ 2017 / ロベール・グロフィエ」は、華やかさと透明感を兼ね備えた一本です。

赤系果実の繊細な香り、きめ細やかなタンニン、石灰質由来のミネラル感が見事に調和し、今飲んでも楽しめる親しみやすさと、さらに熟成によって深まる複雑さの両面を備えています。

隣接する銘畑レ・ザムルーズにも引けを取らない個性を持ちながら、通好みの隠れた佳品とも言える存在です。

SHINOWINEでは、こうしたブルゴーニュの奥深い魅力を味わえる一本としてご紹介しています。

ぜひこの機会にお試しください。

 


 

 

はじめまして。銀座6丁目にあるワインバー SHINOWINEのオーナー池部紫乃です。

2022年にソムリエ資格を取得し、その後もワインの学習を続け、2025年3月に念願の自分のワインバーをオープンしました。

 

SHINOWINEでは、ブルゴーニュ、シャンパーニュを中心に、気軽に楽しめるグラスワインから、本格的なボトルワインまで幅広くご用意しています。

 

お料理もできる限り手作りにこだわりました。

看板メニューのブッフブルギニョンは1年かけて自身最高のレシピを作り上げました。様々なお店も研究し、「パリ1番のブッフブルギニョン」と評されたお店でも味わいました。

 

一軒目でしっかりとしたお食事とワインをいただきたい方にも、二軒目使いにもお勧めのお店です。

皆様のご来店をお待ちしております。

 

SHINOWINE

〒104-0061 東京都中央区銀座6丁目9−14 方圓ビル3階

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