ペルナン・ヴェルジュレスに根ざす名門、ドメーヌ・ラペ(Domaine Rapet Père et Fils)が誇る「コルトン・シャルルマーニュ2018年」は、ブルゴーニュ最高峰の白、グランクリュの珠玉。
熟成による深みとともに、洋梨やシトラス、白い花、ヘーゼルナッツ、トーストの芳香がグラスに立ち上り、まるで静かな朝に開く秘密の扉のようです 。
口に含めば、滑らかで豊かな果実感が広がり、酸とミネラルがバランスよく溶け合い、濃密かつ洗練された味わいへと誘います。
その背景には、村の歴史が息づく斜面やミネラル豊富な土壌、50年超の古樹と若木を融合させたブドウ畑整備など、ドメーヌの繊細な造りが息づいています。
まさに注目の一本です。
Corton Charlemagne 2018 / Rapet
Rapet
ドメーヌ・ラペは、ブルゴーニュ・コート・ド・ボーヌ地方、ペルナン=ヴェルジュレスを拠点とする非常に由緒あるワイナリーで、その歴史は1765年にまで遡ります。
創業以来、家族に伝わる銀製の“tastevin”(ワインテイスター用の小皿)が今も大切に保管されており、現在はロベール、ローラン、そしてヴィンソンとシルヴェット夫妻の世代へと続いています 。
所有する畑は約20ヘクタールにわたり、ペルナン=ヴェルジュレスのほか、サヴィニー・レ・ボーヌ、アロース=コルトン、ボーヌなどにも広がっています。
特にペルナン=ヴェルジュレス村は、コート・ド・ニュイとコート・ド・ボーヌを隔てる丘の麓にあり、白ワインも赤ワインも幅広く手がける、数少ない地域として知られています 。
さらに、この地にはグランクリュ(Corton, Corton‑Charlemagne, Charlemagne)にも属する畑が含まれ、ドメーヌ・ラペはその幅広いヴィンテージと多彩なスタイルを提供しています 。
ワインの造りにも繊細な配慮が施されています。
白ワインは果実を優しくプレスし、新樽の使用を控えて発酵・熟成を行うことで、豊かな果実味とともに土壌由来のミネラル感を引き立てています。
赤ワインは収穫と選果を丁寧に行い、マセラシオンや発酵の過程でブドウ本来の個性を余すことなく表現する、伝統的な手法を大切にしています。
静謐なヴィンヤードの風景や多彩なクリュ(畑区画)、長きにわたる家族経営の歴史は、訪れる愛好家を暖かく迎え入れ、深い興味を喚起する魅力に満ちています 。
Corton Charlemagne 2018
ドメーヌ・ラペが手がけるコルトン・シャルルマーニュ2018年は、ブルゴーニュ白の最高峰に位置づけられるグラン・クリュから生まれた特別な一本です。
畑はコート・ド・ボーヌ北端、ペルナン=ヴェルジュレスの急斜面に広がり、浅く石の多い石灰質土壌が特徴で、ブドウに力強い骨格と清冽なミネラルを与えます。
栽培は50年以上の古木と若木を巧みに組み合わせ、果実の厚みとフレッシュさを兼備。
収穫は手作業で丁寧に行われ、果汁は空気圧プレスで優しく搾汁。
低温での澱下げの後、約3割の新樽を含む樽で発酵・熟成され、澱と共に12か月以上寝かされます。
2018年はブルゴーニュ全体で日照に恵まれ、健全で凝縮感のある果実が収穫されましたが、ラペは過度な重さを避け、酸とミネラルを生かしたスタイルに仕上げています。
そのためこの年のワインは力強さと同時に気品を備え、若いうちからも楽しめつつ熟成によりさらに奥深さを増す潜在力を秘めています。
味わいとペアリング
コルトン・シャルルマーニュ2018年は、グラスに注ぐと黄金色の輝きとともに、洋梨や熟したリンゴ、柑橘の皮、白い花の華やかな香りが広がり、やがてヘーゼルナッツやハチミツ、ほのかなトースト香が奥行きを添えます。
口に含むとリッチで厚みのある果実味が舌を包み込み、熟した酸と石灰質由来のミネラルが絶妙な骨格を与え、余韻にはチョーキーでドライなニュアンスが長く続きます。
2018年は温暖な年のため果実の熟度が高く、力強さと丸みを併せ持つスタイルが際立ちますが、同時にラペらしい緻密な造りがワインをエレガントにまとめ上げています。
ペアリングとしては、ロブスターや帆立のグリル、バターを効かせた白身魚料理、また鶏肉や仔牛のクリーム煮などリッチなソースを伴う料理との相性が抜群です。
さらに熟成が進めば、フォアグラや熟成チーズとも調和し、ワインの奥深さが一層際立つでしょう。
まとめ
ブルゴーニュの白ワインの頂点に数えられるコルトン・シャルルマーニュ。
その2018年を手がけたドメーヌ・ラペは、伝統と誠実な造りで名声を築いてきた生産者です。
果実の凝縮感と繊細なミネラルを併せ持ち、力強さと気品を兼ね備えたこの一本は、今飲んでも十分な存在感を放ち、熟成による奥行きも大いに期待できます。
SHINOWINEでは、この稀少なグラン・クリュを皆さまにご紹介できることを誇りに思っています。
特別な日の一杯として、ぜひその真価をグラスでお確かめください。
はじめまして。銀座6丁目にあるワインバー SHINOWINEのオーナー池部紫乃です。
2022年にソムリエ資格を取得し、その後もワインの学習を続け、2025年3月に念願の自分のワインバーをオープンしました。
SHINOWINEでは、ブルゴーニュ、シャンパーニュを中心に、気軽に楽しめるグラスワインから、本格的なボトルワインまで幅広くご用意しています。
お料理もできる限り手作りにこだわりました。
看板メニューのブッフブルギニョンは1年かけて自身最高のレシピを作り上げました。様々なお店も研究し、「パリ1番のブッフブルギニョン」と評されたお店でも味わいました。
一軒目でしっかりとしたお食事とワインをいただきたい方にも、二軒目使いにもお勧めのお店です。
皆様のご来店をお待ちしております。
SHINOWINE
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