先日の日曜日、友人と一緒に恵比寿のフレンチ、ターブルドジョエルロビュションに行きました。
ターブルドジョエルロビュションは、恵比寿のフレンチレストランで、訪れた感想としては非常に満足のいくものでした。
まず、店内の雰囲気は落ち着いた中にも洗練された雰囲気が漂っており、デートや特別な日にぴったりの雰囲気でした。
料理については、シェフの腕が光る美味しいフレンチ料理が楽しめました。
素材の質が高く、繊細な味付けが特徴でした。特にコース料理の組み合わせが絶妙で、一皿一皿が贅沢でありながら飽きさせない工夫が感じられました。
サービスも素晴らしく、スタッフの対応が親切でプロフェッショナルでした。
料理の説明やワインのペアリングについても丁寧に教えてくれ、食事をより楽しむことができました。
価格帯はやや高めではありますが、その分クオリティも高く、特別な日や大切な人との食事にぴったりの場所だと感じました。
全体的に、ターブルドジョエルロビュションは高級感あふれる素晴らしいダイニングエクスペリエンスを提供してくれるレストランであり、また訪れたいと思わせる場所でした。
恵比寿 ターブルドジョエルロビュション
ドレスコードはあるの?
ロビュションというと東京でも指折りの名店です。
こちらはカジュアルバージョンとはいえ価格は一人3万円は軽く超えますので、できれば目いっぱい楽しみたいですが、その前に恥をかきたくないという気持ちもあるでしょう。
まず気になるのがドレスコードだと思います。
ジョエルロビュションのホームページには
・軽装(Tシャツ、短パン、サンダル等)でのご入店はご遠慮頂いております。 男性の方は、ジャケット又は、襟付きのシャツをご着用お願い致します。 軽装の場合は、ご入店をお断りすることもございます。
・10歳未満のお子様はご遠慮いただいております。
の2点が注意事項として記載がありました。
男性であれば襟付きシャツということですので、スマートカジュアルよりもドレスコードは高めに設定されています。
ただしネクタイまでは求められないようです。
女性であれば普通にドレスでもいいですし、綺麗目な恰好であれば特に何か言われることはないはずです。
ロビュションは有名店なので、初めてフレンチに来る、という方も中にはいらっしゃいます。
あまり来慣れていない、という方もいらっしゃいましたので、あまり構えすぎないようにしてもいいと思います。
ジョエルロビュション
ジョエル・ロビュションはフランスのシェフはもちろん、世界的な高級レストランの経営者として大きな影響を与えました。
彼は1945年4月7日にフランスのポワティエで生まれ、宗教的な家庭で貧しい環境で育ちました。
12歳で料理の道に進むことを決意し、修道院のキッチンで料理の才能を発揮しました。
1960年にはガストノミーの道に進み、数々のレストランで修業を積み、新しい料理の潮流である「ヌーヴェル・キュイジーヌ」を学びました。
1974年、28歳のときには、パリのコンコルド・ラファイエットのホテルで90人の料理人からなるチームのシェフに就任し、1976年にはフランスの名誉ある料理の称号「Meilleur Ouvrier de France」を獲得しました。
その後、自らのレストラン「Jamin」を開き、1984年にはミシュラン3つ星を獲得し、同じく1989年にはGault et Millauによって「シェフ・デュ・シエクル」に選ばれました。
その後も国際的な展開を果たし、東京に「Château restaurant Taillevent-Robuchon」をオープン。
1994年にはパリ16区に「Joël Robuchon」というレストランを開き、同年には国際的な評価で「世界一のレストラン」に輝きました。
1995年には50歳で引退し、料理の知識を伝えることに専念。テレビ番組や著書を通じて料理の普及に貢献しました。
2003年には「Atelier Joël Robuchon」という新しいレストランコンセプトを提案し、世界中に展開しました。
彼は2018年8月6日にスイスのジュネーヴで膵臓がんのために73歳で残念ながら亡くなりました。
ターブルドジョエルロビュション 内装とサービス
ジョエル・ロビュションのレストラン内装は洗練された高級感が漂います。
繊細な照明や上質な家具が調和し、落ち着いた雰囲気が特徴です。空間全体が美食のための贅沢な体験を演出するデザインであり、料理とともに至福のひとときを提供しています。
サービスに関しては非常に高水準でした、スタッフはプロフェッショナリズムと温かみを兼ね備えています。
ゲストは心地よい雰囲気の中で迎え入れられ、料理に関する丁寧な説明やワインのペアリングに関するアドバイスが行き届いています。
給仕のタイミングも絶妙で、食事がスムーズに進行する一方で、ゆったりとした雰囲気を楽しむことができます。
テーブルの配置やディスプレイも細部にわたりこだわりが感じられ、客にとって最高のダイニングエクスペリエンスを提供するために配慮されています。
カジュアルバージョンではありますが、ターブルドジョエルロビュションの内装とサービスは、料理と同じく一流の品質と洗練された趣味を備え、訪れる客に贅沢なひとときを提供しています。
お料理
ターブルドジョエルロビュションでのディナーは、非常に印象的で洗練された料理の数々に魅了されました。
シェフの独自のアプローチが光り、素材の高い品質と緻密な調理技術が際立ちました。前菜からデザートまで、各皿は絶妙なバランスと華やかなプレゼンテーションで、味覚への感動を提供してくれました。
今回いただいたのはデギュスタションメニューで、その繊細な味わいや香りはまさに芸術的でした。
食材の組み合わせや調理法の巧妙さが感じられ、一皿ごとに新たな驚きがありました。
ワインのセレクションも卓越しており、各料理に最適なペアリングが施されていました。
ソムリエの知識と経験に裏打ちされたワインリストから選ばれたワインは、料理との相性が抜群で、食事全体の調和を高めました。
いただいたワインはブルゴーニュのコートドボーヌのものでしたが、熟成も含めて見事な味わいでした。
サービスはプロフェッショナリズムと温かみを備え、料理の説明やサプライズ演出が絶妙に行われました。
スタッフはお客様に気配りが行き届いており、食事をより楽しむことができました。
ディナー全体が贅沢で特別な体験となり、ジョエル・ロビュションの料理とワインには本物のプロの手腕と情熱が込められていることを実感しました。
Menu Dégustation
¥ 22,000
Le Quinoa
cœur de bouchée dorée et moelleuse au piquillo fumé
とろけるキノア スモーキーなピキオスのソースをのせて
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Le Crabe
en effiloché sur un lit de rémoulade de céleri-rave agrémenté de Caviar Imperial de Sologne
ズワイ蟹と根セロリのレムラードにソローニュ産キャビアをあしらって
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L’Œuf de Poule
shiitaké aux pieds de cochon et copeaux de parmesan à la truffe noire
半熟卵と椎茸のファルシに黒トリュフのタルティーヌを添えて
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Le Hiramé
façon “Dugléré” accompagnée des pommes dauphines au curcuma
平目のデュグレレ風 ポム・ドフィーヌと共に
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La Volaille Fermière
à l’étouffée, mitonnée de légumes d’hiver truffées avec une sauce suprême
黒トリュフ香る鶏胸肉と冬野菜をソース・シュプレームで
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Le Yuzu
en sorbet et fine nuage de gingembre
爽やかなユズのソルベ ジンジャエールのエスプーマをアクセントに
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La Fraise “Tochiaika”
fraîche et sa coulis au champagne avec une crème chantilly à la pistache
シャンパンを効かせた“とちあいか”に濃厚なピスタチオのクリームを合わせて
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Le Café Express ou le Thé
agrémenté de mignardises
コーヒー又は紅茶とミニャルディーズ
ラ ターブル ドゥ ジョエル・ロブション(LA TABLE de Joel Robuchon)
東京都目黒区三田1-13-1 恵比寿ガーデンプレイス シャトーレストラン ジョエル・ロブション 1F