ヴォルネイ プルミエ・クリュ クロ・ド・ラ・ブス・ドール2015/ラ・プスドール

ヴォルネイ村の北側、村落にもほど近い一級畑「クロ・ド・ラ・ブース・ドール」。

かつてこの畑は「クロ・ド・ラ・プス・ドール(黄色い若芽)」と呼ばれ、所有者はその名をドメーヌ名にも用いていました。

しかし1967年、単一畑を所有しない限り畑名をドメーヌ名に使えないという規制が導入され、畑名のほうを「ブース・ドール」と改めることになります。

2015年は、果実の厚みとともに、この畑が持つしなやかさと静かな気品が素直に表れたヴィンテージです。

 

Volnay Clos de la Bousse d’Or 2015 / Pousse d’Or

Pousse d’Or

ドメーヌ・ド・ラ・プス・ドール(Pousse d’Or)は、ヴォルネイを本拠とする歴史ある造り手で、その名は一級畑「クロ・ド・ラ・ブス・ドール(Bousse d’Or)」に由来します。

“黄金色の若芽”を意味するこの呼び名は、畑の景色そのものを映したものです。

1997年にパトリック・ランダンジェがドメーヌを取得して以降、畑仕事を軸に品質を大きく向上させ、ビオディナミも取り入れながらテロワール表現を追求してきました。

現在は息子のブノワ・ランダンジェが当主としてドメーヌを率い、父の築いた基盤を受け継ぎつつ、より精緻で透明感のあるスタイルへと進化を続けています。

果実味の厚みよりも、畑の表情や熟成とともに変わるニュアンスを大切にするスタイル。
それが、今のプス・ドールです。

Clos de la Bousse d’Or

クロ・ド・ラ・ブス・ドールは、ヴォルネイ村北側、村落にもほど近い場所に位置する一級畑です。

ポマール寄りの区画でありながら、ヴォルネイらしい繊細さを色濃く残す立地として知られています。

畑名の「ブス・ドール」は“黄金色の若芽”を意味し、春先に芽吹くブドウの姿に由来する古い呼び名です。

かつてはこの名称がドメーヌ名にも用いられていたほど、畑とプス・ドールの歴史は深く結びついてきました。

現在はプス・ドールが公式にモノポールとして掲げる区画であり、その個性が一貫した哲学のもとに表現されています。

力強さよりも、しなやかさと余韻の美しさが印象に残る、ヴォルネイを象徴する一級畑です。

Volnay Clos de la Bousse d’Or 2015

2015年のヴォルネイ、クロ・ド・ラ・ブス・ドールは、恵まれた成熟感と畑本来の品格が調和した一本です。

果実はしっかりと熟していますが、過度な重さに傾くことなく、ヴォルネイらしいしなやかさが自然に感じられます。

この一級畑は村落にも近く、ポマール寄りの立地でありながら、角の取れた柔らかな表情を保つのが特徴。

2015年はその個性が素直に表れ、果実味、酸、タンニンが無理なくまとまっています。

飲み進めるにつれ、香りや質感が少しずつほどけ、余韻にかけて静かな奥行きが広がっていく印象。

ヴィンテージの豊かさとテロワールの気品、その両方を落ち着いて楽しめる、今とこれからを味わえるブス・ドールです。

ペアリング

クロ・ド・ラ・ブス・ドールに合わせたいのは、素材の持ち味を生かした、ややクラシックな料理です。

例えば鴨のローストや鴨コンフィは、肉の旨みと穏やかな脂が、ワインの果実味ときれいに重なります。

香ばしさを強く出しすぎず、ソースも控えめにすることで、ヴォルネイらしいしなやかさがより際立ちます。

仔羊のロティや、きのこを使った料理も好相性。土や森を思わせるニュアンスが、ワインの奥行きと自然につながります。

チーズなら、コンテやトム・ド・サヴォワのような熟成が穏やかなハードタイプがおすすめです。

主張しすぎない旨みが、時間とともに変化するブス・ドールの表情を、静かに引き立ててくれます。

まとめ

ヴォルネイ一級畑クロ・ド・ラ・ブス・ドールは、プス・ドールの名の由来ともなった、歴史と物語を併せ持つ特別な区画です。

2015年は果実の充実感に恵まれながら、畑本来のしなやかさと気品がきれいに表れた年。

飲み手に強さを主張するのではなく、グラスを重ねるごとに表情がゆっくりと開いていきます。

時間とともに深まるニュアンスを楽しむことで、この畑とヴィンテージの魅力がより自然に伝わってくる一本です。

 


 

 

はじめまして。銀座6丁目にあるワインバー SHINOWINEのオーナー池部紫乃です。

2022年にソムリエ資格を取得し、その後もワインの学習を続け、2025年3月に念願の自分のワインバーをオープンしました。

 

SHINOWINEでは、ブルゴーニュ、シャンパーニュを中心に、気軽に楽しめるグラスワインから、本格的なボトルワインまで幅広くご用意しています。

 

お料理もできる限り手作りにこだわりました。

看板メニューのブッフブルギニョンは1年かけて自身最高のレシピを作り上げました。様々なお店も研究し、「パリ1番のブッフブルギニョン」と評されたお店でも味わいました。

 

一軒目でしっかりとしたお食事とワインをいただきたい方にも、二軒目使いにもお勧めのお店です。

皆様のご来店をお待ちしております。

 

SHINOWINE

〒104-0061 東京都中央区銀座6丁目9−14 方圓ビル3階

SHINOWINE サイトトップへ→