モレ・サン・ドニ クロ・デ・モン・リュイザン ブラン 2017 / ポンソ

モレ・サン・ドニといえば赤ワインの銘醸地。

その中でひときわ異彩を放つのが、ポンソのClos des Monts Luisants Blancです。

1911年植樹のアリゴテを主体とする、村でも特別な存在。

2017年は、引き締まった酸と伸びやかなミネラルが印象的で、派手さはないものの、飲み進めるほどに輪郭がはっきりしていきます。

力強いというよりも、まっすぐで芯のある味わい。

モレのもう一つの顔を感じさせる一本です。

 

Morey St. Denis Clos des Monts Luisants V.V. Blanc 2017 / Ponsot

Ponsot

Domaine Ponsot(ドメーヌ・ポンソ)は、モレ・サン・ドニを拠点とする歴史ある生産者で、1872年創設。

クロ・ド・ラ・ロシュの最大所有者として知られ、モレを代表する造り手のひとつです。

長年ドメーヌを率いたローラン・ポンソは、亜硫酸の使用を極力抑え、清澄や濾過を行わないなど独自の哲学で注目を集めました。

また、偽造ワイン問題に対して積極的に行動したことでも知られています。

畑では農薬を避け、ブドウ本来の力を尊重する姿勢を貫き、ワインはしばしば瓶内で大きく変化しながら熟成していく個性派。

伝統と独自性をあわせ持つ、ブルゴーニュでも特異な存在です。

 

Clos des Monts Luisants

Clos des Monts Luisants(クロ・デ・モン・リュイザン)は、モレ・サン・ドニ村の上部に位置する特別な区画で、標高は約300〜340m。

畑は三つの格付けに分かれ、最下部は特級クロ・ド・ラ・ロシュに組み込まれ、中腹は1級畑、最上部は村名格となっています。

その中でドメーヌ・ポンソが所有する区画は、1911年植樹のアリゴテを主体とする非常に希少な白ワイン区画。

ブルゴーニュではシャルドネが主流となる中、古木のアリゴテ100%で造られるこのワインは例外的な存在です。

赤の銘醸地モレにあって、歴史と独自性を今に伝える、唯一無二の白ワイン畑です。

 

Morey-Saint-Denis Clos des Monts Luisants V.V. Blanc 2017

Morey-Saint-Denis Clos des Monts Luisants V.V. Blanc 2017 は、赤の銘醸地モレにおいて異彩を放つ白ワイン。

1911年植樹のアリゴテを主体とする希少な区画から造られています。

ブルゴーニュでアリゴテ100%の1級畑白という存在自体が特別であり、ポンソの個性を象徴するキュヴェです。

2017年はバランスに優れた年で、引き締まった酸と伸びやかなミネラルが骨格をつくり、時間とともに厚みがじわりと現れます。

華やかさよりも直線的な力強さと持続力が印象的で、瓶内熟成による変化も期待できる一本。

モレのもう一つの顔を静かに語る、唯一無二の白ワインです。

 

直線と厚み ― アリゴテという選択

シャルドネとアリゴテはともにブルゴーニュを代表する白ブドウですが、性格は大きく異なります。

シャルドネは果実味に厚みがあり、樽との相性も良く、ふくよかで丸みのある味わいを表現しやすい品種。

一方アリゴテは、酸が高く、より直線的で引き締まった印象を持ちます。

軽やかと表現されることもありますが、古木になると奥行きと持続力を備え、決して単調ではありません。

クロ・デ・モン・リュイザンのような標高の高い区画では、石灰質土壌と冷涼な気候がアリゴテの緊張感ある酸とミネラルをより鮮明に引き出します。

果実の華やかさよりも、芯の強さと長い余韻で魅せるのが、この畑のアリゴテの特徴です。

 

ペアリング

引き締まった酸と石灰質由来のミネラルが際立つアリゴテ。

合わせる料理は、ワインの直線的な骨格を活かせるものがおすすめです。

例えば牡蠣や帆立のカルパッチョ、白身魚の昆布締めなど、素材の透明感を大切にした一皿。

酸がしっかりしているため、バターを使う場合も軽やかな仕立てが好相性です。

山羊のチーズやフレッシュなハードチーズともよく合い、ワインの緊張感が塩味を引き締めます。

和食なら、出汁を効かせた椀物や塩でいただく天ぷらも心地よい組み合わせ。

余韻が長く続くため、料理の旨味がすっと伸び、食後まで清らかな印象が残ります。

 

まとめ

Morey-Saint-Denis Clos des Monts Luisants V.V. Blanc 2017 / Ponsot は、赤の銘醸地モレにおいて異彩を放つ、アリゴテ主体の特別な一本。

華やかさよりも、まっすぐな酸と長く続く余韻で魅せる白ワインです。

飲み進めるほどにその骨格と奥行きが伝わり、時間とともに印象が深まります。

SHINOWINEでは、こうした少し個性的で語りたくなるワインも大切にしています。

定番とは違うブルゴーニュの表情を、ぜひグラスの中でゆっくり味わってみてください。

 


 

 

はじめまして。銀座6丁目にあるワインバー SHINOWINEのオーナー池部紫乃です。

2022年にソムリエ資格を取得し、その後もワインの学習を続け、2025年3月に念願の自分のワインバーをオープンしました。

 

SHINOWINEでは、ブルゴーニュ、シャンパーニュを中心に、気軽に楽しめるグラスワインから、本格的なボトルワインまで幅広くご用意しています。

 

お料理もできる限り手作りにこだわりました。

看板メニューのブッフブルギニョンは1年かけて自身最高のレシピを作り上げました。様々なお店も研究し、「パリ1番のブッフブルギニョン」と評されたお店でも味わいました。

 

一軒目でしっかりとしたお食事とワインをいただきたい方にも、二軒目使いにもお勧めのお店です。

皆様のご来店をお待ちしております。

 

SHINOWINE

〒104-0061 東京都中央区銀座6丁目9−14 方圓ビル3階

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