勝どきの宮崎牛専門店【あんず お肉の工場直売所】がすごい!肉好きなら一度は行くべし

1月29日、福岡県で親しまれ、飲食店にも提供される食肉専門店『あんず お肉の工場直売所』が、都内初の店舗を東京・勝どきにオープンしました。

銀座からもバスで5分程度でつきますし、ちょっとわかりづらい場所にありますが、近所にお住まいの方にはかなり重宝するはずなので、肉好きであれば一度は覗いてみて損はありません。

 

こちらの店舗では、最高級A5ランク宮崎牛を主力に据え、仕入れから生産、加工、配送まで一貫して手がけています。

品質は厳格なチェックを受けており、一頭買いを実施することで通常の価格の約半額で提供されています。

例えば、今回購入した宮崎牛黒毛和牛バラブロックは100gあたり458円と非常にお得です。

 

このお店では、一般のスーパーマーケットでは入手困難な希少部位やホルモンも取り揃えており、精肉は約300種、自家製惣菜は約50種、自社ブランドの餃子やウインナーも販売しています。

まるで肉好きのためのテーマパークのような充実ぶりです。

 

宮崎牛の魅力は口に入れた瞬間の口どけ感にあります。上品で芳醇な香り、そして見た目の美しいサシの細かさは、見ているだけでも興奮します。

霜降り肉が苦手な方でも、宮崎牛は適度に引き締まった赤身と脂身が絶妙で、後味も爽やかで、極上の味わいを楽しめるのが特徴です。

そこで今回は黒毛和牛バラ肉のブロックを買って、カレーを作りました。

 

良く知らなかった”宮崎牛”とは?

今回はブッフブルギニョンには使いませんでしたが、いい機会でしたのですこし宮崎牛を調べてみました。

 

宮崎牛は、宮崎県内で生産肥育された黒毛和種の和牛であり、日本食肉格付協会の格付けにおいて肉質等級4等級以上の高品質な牛肉を指します。

このブランドは地域ブランドとして位置づけられ、地域団体商標にも登録されています。

 

宮崎県はかねてから肉用牛の生産が盛んであり、子牛(素牛)の生産が重要な役割を果たしています。

1971年からは宮崎県内で素牛を肥育し、1986年からは一定の基準をクリアした牛肉を「宮崎牛」としてブランド化しました。

 

宮崎牛は全国和牛能力共進会での実績も著しく、2007年から3連覇(史上初)を果たすなど、国内外で高い評価を受けています。

口蹄疫や鳥インフルエンザなどの感染症による影響があったものの、その後の努力により、宮崎県の畜産業全体と宮崎牛ブランドは復興の兆しを見せました。

 

宮崎牛の定義にはいくつかの条件があり、これらを満たした牛肉が「宮崎牛」と呼ばれます。

黒毛和種であり、宮崎県内で生産肥育され、かつ肉質等級が日本食肉格付協会の基準で4等級以上であることが求められています。

これらの条件をクリアした宮崎牛、と呼ぶそうです。

 

黒毛和牛バラ肉のブロックでカレー作ってみた!

今回購入した黒毛和牛バラ肉ブロックを使用した濃厚で美味しいカレーのレシピをご紹介します。

このカレーは、バラ肉の旨味がギュッと詰まった一品で、深いコクと香りが楽しめます。

 

まず、バラ肉ブロックを適切な大きさに切り、玉ねぎと一緒にみじん切りにします。鍋にオリーブオイルを熱し、バラ肉と玉ねぎを炒め、肉に焼き色がつくまでしっかりと炒めます。

次に、カレールウを加え、香りが立つまで炒め続けます。

カレールウが均一に混ざったら、だしや水を加え、煮詰めないように混ぜながら中火で15分ほど煮込みます。

ここで、バラ肉がとろけるような柔らかさに仕上げるために、時間をかけてコトコト煮込むと良いでしょう。

 

一方で、じゃがいもや人参、ナスなどの野菜も加え、野菜がやわらかくなるまで煮続けます。

最後に、塩とこしょうで味を調整し、仕上げにコクを加えるために牛乳を少量加え、さらに煮詰めます。

器にご飯を盛り、その上に濃厚なバラ肉のカレーをたっぷりかけて、香り高い香辛料やシナモンの風味が広がる一皿の完成です。

シンプルながらも深い味わいの和牛バラ肉カレー、ぜひお試しください。

 

カレーに合わせるワインに、コト―ブルギニョン

カレーとワインは一見異なる料理文化から来ているように思えますが、実は相性が良く、素晴らしいペアリングを楽しむことができます。

一般的には、濃厚でスパイシーなカレーには赤ワインがおすすめされます。

赤ワインのタンニンとカレーのスパイスは互いを引き立て合い、深い味わいを生み出します。

例えば、シラーやカベルネ・ソーヴィニヨンなどの赤ワインが、カレーの複雑な香辛料と肉の旨味と調和します。タンニンの力強さがカレーの濃厚な味わいに対抗し、新しい味覚体験を提供します。

 

また、薄甘口の白ワインもカレーと相性が良いことがあります。

薄甘口の白ワインは、辛味を和らげ、さわやかな酸味が口の中を爽やかに保ちます。

例えば、ドイツのリースリング・カビネットが、カレーの辛さと調和しつつ、爽やかな飲み口を提供します。

 

ただし、カレーの種類や辛さ、使用されている具材によってもワインの選択が変わります。

カレーに使われるトマトベースのソースやココナッツミルクの入ったカレーには、白ワインが相性が良いこともあります。

ワインとカレーのペアリングは個人の好みも影響するため、いくつかの組み合わせを試してみて、自分の好みに合ったワインを見つけると楽しいです。

 

今回はカレーの味わいがマイルドだったので、コト―ブルギニョンというブルゴーニュのピノノワールとガメイのワインを合わせました。

ワインの渋味とほのかなスパイスの印象が良く合っていました。また試してみたいと思います!

 

SHOP DATA

あんずお肉の工場直売所 勝どき店

住:東京都中央区勝どき3-3-18
TEL:03-5534-9980
営:10:00~19:00
休:無休

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