【ワインバーのドレスコード】デートや接待で恥ずかしい思いをしないために!

ワインが好きで、ワインバーを120%楽しみたいと思っていても、やはり気になることも多いのが実際のところでしょう。

私は銀座の老舗クラブで12年以上勤務していて、様々なワインバーに伺うこともありますが、やはり周りを見渡してみると緊張しすぎて楽しめていないお客様を見かけることもあります。

 

緊張や気後れをしてしまうとせっかくのワインバーも楽しめませんし、それではワインも美味しく飲めませんよね。

ここでは、あなたがワインバーを楽しむにあたって、最低限気を使った方がいい「ドレスコード」について解説します。

 

ドレスコードは、言ってみれば服装の決まり事でしょう。

例えば高級店には高級店にふさわしい服装などがあり、逆にカジュアルなお店にはカジュアルなお店に適する服装があります。

 

これを見るだけでワインバーでの服装はもちろん、立ち居振る舞いもある程度理解できるようになっています。

是非ご参考ください。

 

ワインバーでのドレスコード

ワインバーにもドレスコードはあるの?

そもそも論として、ワインバーにドレスコードはあるのか?という疑問が最初にあるでしょう。

多くのお店ではサイトなどにはドレスコードは記載していないので、「ドレスコードなんてないんじゃないの?」と思うのも無理はありません。

 

ですが、表向きサイトなどで「ドレスコードはありません」と書いてあっても、実際にはお店のお客様ほとんどがしっかりと上着まで召しているのであれば、あなたがTシャツでは浮いてしまいます。

浮いてしまえばやはり気恥ずかしい思いをするものですし、ある程度の不文律の様なものが存在するのも事実でしょう。

 

カジュアルなワインバーの場合

カジュアルなワインバーのドレスコードは、リラックスした雰囲気を楽しみながらも、少しだけおしゃれを意識することがポイントです。以下に、具体的なアドバイスを挙げてみましょう。

まず、基本的には清潔感が大切です。

カジュアルとはいえ、ワインバーは特別な場所ですので、ヨレヨレのTシャツや破れたジーンズは避けましょう。

シンプルで清潔な服装がベストです。

 

例えば、男性ならば、無地のTシャツやポロシャツに、きれいなジーンズやチノパンを合わせると良いでしょう。

女性ならば、ブラウスやカジュアルなワンピース、またはきちんとしたトップスとスカート、パンツを組み合わせると素敵です。

 

次に、アクセサリーや小物で少しだけ個性を出すのも良いでしょう。

派手すぎない程度に、シンプルなネックレスや腕時計、スカーフなどを取り入れることで、全体のバランスを保ちながらおしゃれ感をアップさせることができます。

 

靴も重要なポイントです。

スニーカーやサンダルでも問題ありませんが、あまりにもカジュアルすぎるものや汚れたものは避けましょう。

清潔でしっかりした作りの靴を選ぶことで、全体の印象が引き締まります。男性ならばローファーやスニーカー、女性ならばフラットシューズやブーツなどが適しています。

 

季節や天候に合わせた服装も考慮しましょう。

夏ならば涼しげな素材の服、冬ならば暖かいコートやジャケットを取り入れて、快適に過ごせるように心がけましょう。

また、屋外の席がある場合や冷房が効いている場合には、軽めの羽織ものを持参すると便利です。

 

全体として、カジュアルなワインバーのドレスコードは、リラックスしつつも清潔感とおしゃれ感を兼ね備えたバランスの良い服装を心がけることが大切です。

 

高級なワインバーの場合

高級なワインバーのドレスコードは、エレガンスと洗練を重視した服装が求められます。以下に、具体的なアドバイスを挙げてみましょう。

まず、男性の場合、基本的にはスマートカジュアル以上の服装が推奨されます。

ジャケットは必須アイテムです。ネクタイは場合によりますが、ビジネスシーンほど厳格ではない場合が多いので、シンプルで洗練されたデザインを選びましょう。

シャツは白や淡い色のドレスシャツが無難です。パンツはスラックスが一般的で、ジーンズは避けるべきです。

靴は革靴を選び、スニーカーやカジュアルな靴は控えましょう。全体的に、ビジネスカジュアルよりもややフォーマルな印象を目指すと良いでしょう。

 

女性の場合も、エレガントな服装が求められます。

ワンピースやブラウスとスカートの組み合わせが一般的です。カラーは落ち着いた色味を選び、派手すぎないデザインが良いでしょう。

素材はシルクやサテンなど、上質なものを選ぶと一層高級感が出ます。

アクセサリーは控えめながらも上品なものを選び、全体のコーディネートに統一感を持たせましょう。

靴はヒールのあるパンプスやブーツが適しており、カジュアルすぎるサンダルやスニーカーは避けるべきです。

 

次に、季節や天候に合わせた工夫も大切です。

冬場であれば、コートやジャケットもエレガントなデザインを選びましょう。

夏場であれば、軽やかな素材のドレスやブラウスを選びつつ、冷房対策として薄手のストールやカーディガンを持参するのも良いでしょう。

 

また、高級なワインバーでは、マナーも重要です。

服装だけでなく、身だしなみにも気を配りましょう。男性はひげを整え、髪型もきちんとセットすることが大切です。

女性はメイクを適度にし、爪や髪の手入れにも気を配りましょう。香水は控えめにし、強すぎない香りを選ぶと良いです。

 

全体として、高級なワインバーのドレスコードは、上品さと洗練されたスタイルを重視し、エレガントでありながらもリラックスできる服装を心がけることが重要です。

場の雰囲気を尊重し、他のゲストやスタッフに対しても敬意を示すことが求められます。

 

「気を使い過ぎない」ことの重要性!

ワインバーのドレスコードにおいて、気を使い過ぎないことも大切です。

過度におしゃれを意識しすぎると、かえって居心地が悪くなることもあります。

以下に、気を使い過ぎずに適切な服装を選ぶポイントを紹介します。

 

まず、自分らしさを大切にしましょう。

ワインバーはリラックスして楽しむ場所です。無理に普段とは異なるスタイルを選ぶのではなく、自分が心地よく感じる服装を選ぶことが大切です。

例えば、普段からジーンズとシャツが好きならば、清潔感のあるジーンズとおしゃれなシャツを選ぶことで、カジュアルながらも適度に整った印象を与えることができます。

 

次に、バランスを意識しましょう。

過度にカジュアルでもフォーマルでもない、中間のスタイルを目指すことがポイントです。

男性ならば、きれいなジーンズやチノパンにポロシャツやカジュアルなジャケットを合わせると良いでしょう。

女性ならば、カジュアルなワンピースやトップスとスカートの組み合わせが適しています。

 

アクセサリーや小物も控えめに。派手すぎるアクセサリーは避け、シンプルで上品なものを選びましょう。

これにより、全体のバランスが保たれ、気を使い過ぎない印象を与えることができます。

 

また、靴選びも重要です。スニーカーやフラットシューズなど、履き心地が良く清潔感のある靴を選びましょう。

高級なワインバーでなければ、カジュアルな靴でも問題ありません。

 

 

まとめ 楽しい時間を過ごすことを大事にして!

ここまでワインバーでのドレスコードについて解説しましたが、最後にドレスコードについてはほどほどに気を使い、気を使い過ぎるのは避けましょうということをアドバイスします。

 

ワインバーは基本的にワインを楽しむところなので、あなたなりのワインの楽しみ方を、自信を持って楽しむことが一番大切です。

服装に気を使い過ぎず、自分らしいスタイルでリラックスして楽しむことで、ワインバーでの時間を最大限に楽しむことができます。

自分が心地よく感じる服装を選び、友人やパートナーとの楽しい時間を過ごすことを目指しましょう。