銀座のワインバーは食べログで検索すると165軒あります。
165軒もあると当然高級なワインバーから低価格で楽しめるお店まで様々で、中には数万円を超えるところもあれば、3000円程度の価格帯のところもあるのがわかります。
銀座のワインバーは、使い方としては大きく分けて二つあって、
①1軒目使い
②2軒目使い
③バーとしての単体使い
があります。
当然1軒目使いは食事もワインもしっかりいただくので価格は上がる傾向があって、逆にバーとしての単体使いであればグラスワインの価格のみ、という場合もあるでしょう。
そのため、単純に客単価といっても使い方によってかなり差がありますし、一概に高級とかカジュアルとかを価格で線引きできるかというとそうではありません。
そのうえで、やはり銀座のワインバーもいくつか行くとグレードというか、何となくの「使われ方」の違いの様なものは存在します。
ここでは、銀座のワインバーを楽しむにあたっての料金・価格別の違いについて解説します。
【銀座のワインバーの料金・価格】高級・中級・カジュアル店のめやす
ワインバーとは言っても様々
冒頭に銀座・ワインバーで食べログで検索すると165軒も出てきた、と紹介ましたが、もう少し踏み込みましょう。
よく見て見ると焼き鳥屋さんっぽいのにワインバーと銘打っていたり、どう見てもステーキハウスの様な写真なのにカテゴリだけワインバーになっているところもありますよね。
私の経験上、純粋に「一般的なワインバーとしての形態で知られているワインバー」は165軒もなく、おそらく30件程度ではないかと思います。
それ以外は「ワインにもこだわる焼き鳥屋さん」「ワインバーとしての利用もできるイタリアン」のように、ワインバー使いは主目的ではないようなお店がほとんどでしょう。
もしあなたが「銀座でワインバーを探す」と思っても、行ってみたらどう見ても焼き鳥屋さんだった、では目的に合わないなんてこともあります。
これについては目視で確認するしかないので、その店のリード文に「ワインバー」があるかどうかで確認するのがベストでしょう。
例えばこのお店はカテゴリではワインバーもありますが、リード文では「ワインバー」の文字はありません。
そのため、いわゆる一般的なワインバーではなく、「ワインも楽しめる炭火焼きグリルのお店」が正しいとらえ方と言えるでしょう。
カジュアルな価格帯のワインバー
一般的に、カジュアルな価格帯のワインバーは、グラスワインの価格は数百円~1000円代、料理の価格もおつまみが数百円からあるようなお店でしょう。
1軒目使いで一人1万円以内、ワインバー単体使いで5000円程度で楽しめるお店も多いです。
銀座は高級感あふれるエリアとして知られていますが、カジュアルな価格帯のワインバーも多く存在します。
銀座には多様なワインバーがあり、それぞれのバーが独自のコンセプトや雰囲気を持っています。
初めて訪れる場合は、口コミサイトやSNSでのレビューを参考にすると良いでしょう。
また、ワインバーのウェブサイトやメニューを事前に確認し、予算や提供されるワインの種類をチェックすることもおすすめです。
カジュアルなワインバーでの楽しみ方ですが、まずは店員におすすめのワインを尋ねてみましょう。
カジュアルなワインバーでは、気軽にスタッフに相談できる雰囲気があります。
自分の好みや予算を伝えると、最適なワインを提案してもらえます。
また、多くのワインバーではグラスワインが提供されているため、さまざまなワインを少しずつ試すことができます。
これにより、自分の好みのワインを見つける楽しみも味わえます。
さらに、ワインバーでの時間の過ごし方も大切です。
カジュアルなワインバーはリラックスした雰囲気が特徴で、友人との会話を楽しんだり、一人で読書をしたりするのに適しています。
また、定期的にワインの試飲会やイベントが開催されることも多いので、これらのイベントに参加することで、新しいワインやワインに関する知識を得ることができます。
中級店のワインバー
中級店のワインバーは、大体グラスワインの価格は高くても2000円前後、料理の価格は3000円前後のところが多いです。
1軒目使いで2万円程度、ワインバー単体での使い方で1万円を目安にしましょう。
このレンジのワインバーでは、少し贅沢な体験を楽しむことができます。
まず、店内の雰囲気を楽しみましょう。中級店は、インテリアや照明にこだわり、落ち着いた雰囲気を提供することが多いです。
心地よい環境でリラックスしながら、ワインを堪能できます。
次に、ワインのセレクションに注目しましょう。中級店では、厳選された高品質なワインが揃っています。
店員さんに相談しながら、自分の好みに合ったワインを選びましょう。
また、グラスワインだけでなく、ボトルでのオーダーもおすすめです。中級店になるとボトルワインの品ぞろえもある程度あるところがほとんどです。
複数人で訪れる場合、シェアすることで様々なワインを楽しむことができます。
フードペアリングも重要な要素です。中級店のワインバーでは、ワインに合うお料理が充実しています。
シェフが手がける一品料理や、チーズ、シャルキュトリー(ハムやソーセージなどの加工肉)の盛り合わせなど、ワインの風味を引き立てるメニューが豊富です。ワインと料理の絶妙なマリアージュを楽しむことで、より深い満足感が得られます。
さらに、ワインに関する知識を深めることも可能です。
中級店のワインバーでは、たいていソムリエが在籍していますので、ワインの産地や品種、作り手のストーリーなど、興味深い話を聞くことができます。
これにより、ワインへの理解が深まり、次回の選び方にも役立ちます。
高級店のワインバー
銀座のワインバーで高級とされる場合は、グラスワインは数千円から数万円、料理もこだわりのシェフが腕を振るうところもあります。
一軒目使いでは5万円以上、ワインバーの単体使いでも数万円は普通にします。
高級店のワインバーでは、洗練された体験を楽しむことができます。
まず、エレガントな雰囲気を満喫しましょう。高級店は、上質なインテリアや照明、BGMにこだわり、特別な空間を提供しています。
この雰囲気を楽しみながら、非日常的な時間を過ごすことができます。
ワイン選びは、ソムリエに相談するのがベストです。
高級店には経験豊富なソムリエが在籍しており、お客様の好みや予算に合わせたワインを提案してくれます。
希少なヴィンテージワインや限定生産のワインなど、普段はなかなか味わえない特別なワインを楽しむことができます。
フードペアリングも一流のものが揃っています。
高級店では、シェフがワインに合う料理を精巧に作り上げており、ワインと料理の相乗効果を楽しむことができます。
特に、シェフのおすすめコースメニューを選ぶことで、完璧にマッチしたワインと料理の組み合わせを堪能できます。
また、高級店ではワインにまつわる特別なイベントやテイスティング会が開催されることが多いです。
これらのイベントに参加することで、さらに深い知識を得るとともに、他のワイン愛好者との交流も楽しめます。
高級店ではマナーを守ることが重要です。静かな雰囲気を楽しむため、会話の音量や振る舞いには注意を払いましょう。
他のお客様やスタッフに対する礼儀を忘れずに、洗練された時間を過ごすことで、より一層特別な体験が得られます。
まとめ
銀座のワインバーのカジュアル店から高級店までのめやすと価格帯をご紹介しました。
ワインバーの楽しみ方は、もちろんワインの味わいとともに、雰囲気を楽しむことです。
店内のインテリアや音楽を堪能し、リラックスした時間を過ごしましょう。
次に、スタッフやソムリエにおすすめのワインを尋ね、自分の好みや予算に合ったワインを選びます。
フードペアリングも重要で、ワインに合うおつまみや料理を試してみましょう。
友人との会話や一人での読書など、自分のスタイルで楽しむことができます。
最後に、最低限のマナーを守ることをお忘れなく。
会話の声量や会話の内容は案外ほかのお客様も気になるものです。周囲の雰囲気を大切にすることも忘れずに楽しんでください。